東京マラソンで骨折、手術

東京マラソンで転倒し骨折（右手小指）した状況をお知らせします。
来年の東京マラソンにめでたく当選された方々がこのような不幸から
逃れるとともに、ささいな行動が他のランナーに思いもよらぬ迷惑を
起こす可能性があることを認識していただければと思います。

　事故が起きたのは、号砲後数分後にスタートラインを超えて２０ｍほど
過ぎた場所です。多くのランナーがコース上に捨てていった防寒用ビニール
（参加時に配布）が足にからまり転倒してしまいました。
後続の選手は、うまくかわしてもらったのですが起き上ったときには小指は
大きく外側に湾曲し、見ただけ骨折しているのがわかる状態でした。

その後、救護所での応急処置を求め（整形外科の医師をさがしに）、５ｋｍ・１０ｋｍ
と走ることになり、けっきょく自分で添え木やテーピングをすることになり、最後は片手
を担ぎながらゴールしてしまいました。
東京マラソンの医療体制は、全く当てにならないと思ってください。

翌日月曜日に整形外科で診察し、火曜日に緊急手術となりました。
それから治療とリハビリで６カ月、完全に元には戻りませんでしたが
二度と曲がらないと言われていた小指は、９０％程度曲がるまで回復しました。

完走メダルの代償は、あまりに大きなものでした。

今後、これまでに体験した故障と治療方法について随時書いていきたいと
思っています。
（故障中のランナー必見）